異国の病院にいかなければならないということ。〜バンコク旅行記02〜
こんにちは!
バスのなかでぐずってる赤ちゃんを、カンボジアお茶目スタッフと全力で笑かしにかかってるつだりさです。(不審者)
バンコクの病院に行ってきた!
いつもお世話になってるカンボジア人のスタッフが、「バンコクの病院に行く」と言ってたので、着いていかせてもらいました。
今日はそこで感じたことを少し。
なんでバンコクなん?
(タイ雑誌にあった制汗剤の広告。めっちゃセンスあると思う。)
カンボジア人スタッフがわざわざバンコクの病院まできたのは、おっきい病院で診てもらうため。
からだの不具合に何年も悩まされてるそうなのですが、カンボジアの病院ではダメだったとのこと。
「長年患っている病気をなんとかしたい」と望みをかけてバンコクまでいくカンボジア人はたくさんいるそう。
私が今住んでるバッタンバンに同じく住んでらっしゃるお姉さまも、デング熱にかかったときバンコクの病院まで搬送されたそうなので、
安心感というか、技術とかで信頼があるのはバンコクなのでしょう。
(カンボジアの病院もめっちゃ良くしてくれたけどなぁ、、)
異国で医療を受けるということ
って、深く考えてなかった自分をしばきたい。
どれだけ大変なことなのかを、連れて行ってもらって知ることができました。
自分の国より物価が高い国に、
国境越えて何時間もかけてきて、(出国入国手続きがめんどいのは周知の通り、、)
慣れない国の食事で、
宿も用意しなきゃいけないし、
言葉は慣れないことばだし、、、(今回は違うけど、さらに言うと文化的に家族総出のことも)
精神的・体力的・金銭的に、負担がかなり大きいことをひしひしと感じました。
日本のそこそこの都会だったら、とても難しい病気じゃない限り国内でなんとかなる。電車とか新幹線とか使ってピャッと行ってピャッと帰ってこれる。
でもカンボジアとか、(多分日本の田舎の地域もだけど、)たくさんお金と時間をかけてこなければいけない。
外国で医療を受けるってことは、慣れない環境でストレスを感じないといけないことだってわかった。
(こんな顔になっちゃう海外旅行なんて悲しいじゃん!)
実際、連れて行ってくれたカンボジア人のスタッフたちは、長時間の移動で疲れている中、
食べ物の微妙な違い、
人ごみに慣れていないこと、
空気が汚いこと、
(彼らが住むバッタンバンは穏やかな街。)
たくさん待ち時間があったこと、
ネット環境を手に入れられないこと
(これはフェイスブックアディクションな彼らも悪いとだいぶ思う笑と、声を大にして言いたい。)
が重なって、かなりストレスを感じていたようです。
私は勝手に楽しんでいたので、カンボジアに帰ってきた時に
「バンコクで良かったのは、タイのビール飲めたことだけやわ。」
(←お酒やめたんちゃうかったん!笑)
って言われた時は、悲しいというか勝手に楽しんで申し訳ないというか、、、
いや、悲しかったです。
彼らにとってはそれが当たりまえなので大げさかもしれないけど、やっぱり世界は不平等だ、って思って、怒りなのか悲しみなのかよくわからない感情に包まれた…
そんなシーンもあったバンコク滞在でした。
バンコク滞在記、01、02、真面目なのとふざけたのと(いや、ほんとは真剣。)書いてみました、これにて終わり。
でもまだまだ書ききれてない小さな発見がいっぱいあって、やっぱり知らない国に行くと発見発見発見発見で楽しいなって思った!